1975-12-24 第76回国会 参議院 議院運営委員会 第10号
私自身もこの議院運営委員会において、小佐野氏が今日田中金脈事件で問題となっております信濃川河川敷問題、鳥屋野潟問題あるいは旧虎の門事件、大阪府の光明池事件を初め、枚挙にいとまないほどの汚職事件にかかわりのある人物である。また、これこそ彼を任命した自民党田中前内閣の金力主義、権力主義の象徴でもあると、こういう点を厳しく指摘いたしましてこの人事案件の撤回を求めたのであります。
私自身もこの議院運営委員会において、小佐野氏が今日田中金脈事件で問題となっております信濃川河川敷問題、鳥屋野潟問題あるいは旧虎の門事件、大阪府の光明池事件を初め、枚挙にいとまないほどの汚職事件にかかわりのある人物である。また、これこそ彼を任命した自民党田中前内閣の金力主義、権力主義の象徴でもあると、こういう点を厳しく指摘いたしましてこの人事案件の撤回を求めたのであります。
○瀬崎委員 田中前首相の金脈問題に絡んで、土地転がしによる反社会的な大もうけは、国会でも、また世論の厳しい追及も受けたわけでありますが、日本住宅公団による大手不動産業者のしりぬぐいも、たとえば光明池事件など代表例の一つであるし、すでに昭和四十六年には「疑惑の住宅公団」という一冊の本にまでなっているくらいであります。おそらくこういう点は大臣も御存じだと思います。
田中ファミリー企業の手口を見ますると、大阪の光明池事件では、日本電建、興亜建設、東洋棉花、これが二年間にわたって、いわゆるキャッチボール式に土地を転売をいたしております。その間、土地は十倍にも値上がりをして、それを住宅公団はどうしようもない札つきの土地を高い値段で実は買い入れているわけです。
実はこの問題について私は光明池事件に関連して発生した例の東京地裁に係属中の田中彰治事件の検察庁の冒頭陳述を拝見さしていただいたわけなんですけれども、これによりますと、これは長いものですから簡単に言いますと、「田中彰治ら六名に対する恐喝、詐欺等被告事件冒頭陳述書」の五十二ページに「大阪府光明池の土地売買問題」について、「日本電建は昭和三十八年四月頃大阪府光明池所在の土地約三十六万坪を日本住宅公団に売ることとしたが
たとえば旧虎の門事件あるいは大阪府の光明池事件あるいは信濃川河川敷の問題、あるいは鳥屋野潟の問題、過去においてももう枚挙にいとまないほど問題がある人であります。しかも最近は、いまもお話が出ましたが、帝国ホテルから日航から、あるいは国民相互銀行株の買い占めなどと、いろいろうわさされておる人でありまして、これはもうどこから見ても暗い影を持った政商であることは間違いない。
土地の価格だって、例の大阪の光明池事件がございましたね、御存じの。あれはピンポン方式なんですよ。こっちからこっちに売る。三日たったらこっちからこっちに売る。いわゆる大橋事件ですよ。売っているうちに一々マージン取ってくるわけですから、高くなって、最終的に住宅公団。買うほうも買うほうだが、中に入ってものを言う政治家も政治家だけれどもね。そうでしょう。
このような慎重な検討をしなければならないような土地を買わされたかという内情については、ある程度調査して知っているつもりでございますけれども、特に価額や地区選定等のお話もただいま聞きまして、どういう言いのがれをするのだろうと思って聞いていたのですが、日本不動産研究所の評価等も、決算委員会等の追及によって、相当これは政府機関に有利な査定をしておるのじゃないかという疑いも強うございますし、また、この前の光明池事件